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【特定】生き物をおもちゃにした茨城県結城市の市立保育園はどこ?

子供

2023年6月29日に、茨城県結城市の市立保育園で

「子どもは生き物をおもちゃにして遊ぶことが教育」として

生き物たちのずさんな管理が行われていると報道されました。

今回は、この保育園はどこなのか調べました。

目次

茨城県結城市の市立保育園で生き物をおもちゃにしていた?

子供

2023年6月29日に、茨城県結城市のある市立保育園で、

「子どもは生き物をおもちゃにして遊ぶことが教育」

という指導方針のもと、生き物たちのずさんな管理が行われているという相談あったと報道されました。

茨城・結城市のある市立保育園で、「子どもは生き物をおもちゃにして遊ぶことが教育」という指導方針のもと、生き物たちのずさんな管理が行われているという相談がENCOUNT編集部に寄せられた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/602e9d4f6a03658a9c2c8904288342c13e6df4e4

相談したのは、この保育園に5歳の娘を通わせる保護者の男性。

相談内容をまとめました。

  • 園では散歩中に生き物を子どもたちが捕獲
  • 水を張っただけのバケツや砂場の砂を敷き詰めただけの飼育ケースに生き物を放置
  • 泥団子に入れて投げつける
  • 次の日には死んでしまうということが常態化

この状況を見かねた保護者の男性が、園に直接対応を相談しています。

  • 「水槽や飼育セットを寄付します」
  • 「生き物のお世話もこちらでやります」

しかし、保育園の所長から

  • 「飼育するために捕まえてきているわけではない」
  • 「幼児は自分より弱い生き物をおもちゃにして遊ぶことが大事な教育。うちの園ではそういう方針でやっているので」

と断られたという内容の報道でした。

保育園の所長の話を聞いた保護者の男性は、報道で以下のようにコメントしています。

「子どもが遊びの中で虫を殺すことはありますし、飼育の仕方が間違っていて死なせてしまうことも仕方がない、子どもたちにとってはそれもいい経験になると思います。ただ、大人の側が『子どもは生き物を殺すことが教育』と言い切ってしまう姿勢はどうなのか。自分も子どものころに虫を殺したことがありますが、少なくともそれは親や先生の前ではやってはいけないことだと思っていました。虫をいじめていたら『かわいそうだからやめようね』とか、死なせてしまったら『次は死なないように工夫してみようか』とか、命の大切さを教えることこそ教育ではないでしょうか」

この件について、保育園側の主張は報道されていないため

本当にこのような保育が行われていたのか、やり取りがあったのかはわかっていません。

現在は、保育園の所長と市の職員、男性の三者での

話し合いの場を設けてもらえるよう掛け合っているようですが

先送りの状態が続いているということでした。

生き物をおもちゃにした茨城県結城市の市立保育園はどこ?

子供

今回、問題があったとされる茨城県結城市の市立保育園は特定できていません。

結城市の認可保育園は10か所ありました。

  • 結城市立城西保育所
  • 結城市立山川保育所
  • 結城市立上山川保育所
  • 結城明照保育園
  • みくに保育園
  • 結城ふたば保育園
  • つくば保育園
  • たま保育園
  • 結城あすなろ保育園
  • かなくぼ保育園

今回の報道では、『茨城・結城市のある市立保育園』と書かれているため

公立の保育園を指すのではないかと推測されます。

そのため、可能性が高いのは

  • 結城市立城西保育所
  • 結城市立山川保育所
  • 結城市立上山川保育所

の3つの園だと考えられます。

しかし、現在通っている園児や保護者のプライバシーの観点から

公表されることはないと思われます。

※迷惑になりますので、絶対に直接問い合わせたり、押しかけたりすることはやめましょう。

結城市の子ども福祉課の対応は?

問題のあったとされる園のコメントはありません。

保護者の男性が、結城市の子ども福祉課に相談すると

「市役所では教育のことは分からない」

と言われてしまったようです。

取材に対してのコメント

取材に対して、結城市の子ども福祉課はコメントを残しています。

「当該保育園(回答では実名)にて『子どもにとっては生き物を殺すのが教育』という指導方針のもと生き物を飼育しているとの情報についてでございますが、本市では、そのような教育方針のもと指導は行っておりません。今回の件に関しましては、保護者様と保育所との生き物の飼育についての話し合いの中、職員の対応から誤解が生じ、保護者様にご心配をおかけしたものでございます。具体的に申しますと、児童が散歩中に捕まえたオタマジャクシやカエルの取り扱いについて、その体験を通しての興味・関心を育てることの大切さを重視して説明したこと、捕まえた後の対応について軽率な言葉での不十分な説明によるものでございます。決して『生き物』や『命』を粗末にする意図はございませんでした。このような情報提供があったことに関しましては、市として大変重く受け止めており、今後このようなことがないよう再発防止に努めてまいります。今回、保護者様に疑念を抱かせることになってしまった職員につきましては厳重に注意し、今後、保護者様への説明時に誤解を招くことのないよう指導を徹底してまいります。現在、今回の対応について保護者様におわびし、誤解が解けるよう再度ご説明をさせていいただいているところです」

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